【風光る・最終巻】23年間の連載に幕!最終回はこれでいいのか?【ネタバレ】

今日は漫画のお話です。23年間連載の続いた渡辺多恵子原作『風光る』最終巻45巻は3月2日に発売されました!最初は大好きでずーっと読んでいたのですが、伊東甲子太郎先生が新選組抜けたところから段々読まなくなっちゃってました。ここ数年はコミックを買いもしなかった・・・でも最後だということなので最終回は見届けたいと思い、買ってしまい読み終わりました。(現在すでにネットでは最終回について炎上・・・泣)

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『風光る』とは?

幕末・京都。近藤勇、芹沢鴨率いる新選組に今日も新しい隊員が加わった。その中に弱冠15歳の若い志士、神谷清三郎の姿もあった。自分は武士だと言う神谷清三郎だったが、ひょんなことから隊士、沖田総司に実は女性であることを知られてしまう。自分の父親と兄の仇を討ちたいため新選組に身を投じた神谷清三郎こと富永セイ。本懐を遂げた後も新選組に留まったセイは、次第に沖田総司に惹かれていく。

新選組の面々やその周辺の人たちが激動の幕末を生きる。少女漫画だったけど歴史的考察もちゃんとされてて、私はこのマンガで新選組にはまりました。

最終回をちょっとだけ・・・

ずっと沖田先生が好きだったセイちゃん、最終巻の前の44巻で病の床につく沖田先生とようやく夫婦になれました。そしてこの巻では・・・(以下ネタバレです)

まるで眠っているようだと思った。今に目を開けてセイを見るだろう。そしてまた言うのだ。「約束ですよ神谷さん、私が死んだらきっと土方さんを訪ねてくださいね。そして・・・」

会津若松で近藤勇の死を知った土方歳三は、盟友斎藤一、松本良順らと別れ、榎本武揚と共に函館・五稜郭へ向かった。明治2年4月、函館に布陣する土方歳三率いる新選組。そこへ現れたのは神谷清三郎ことセイだった。

総司は亡くなる前にセイに遺言していた。自分が死んだ時は遺髪を持って土方を訪ねるようにと。総司は前年の5月に亡くなったとセイから聞く土方。遺髪を受け取りながらも、新選組へ帰隊したいという神谷を土方は拒む。江戸へ帰れと言う土方、ここに残って皆と戦うと叫ぶセイ。押し問答の末、とうとうセイは「最後まで戦って死にたい」と泣き伏す。土方は・・・

明治8年。藤田五郎と名を変えた斎藤一は、すっかり女性の身となったセイと偶然再会する。セイのそばには六歳になる男の子の姿があった。「沖田さんにそっくりじゃないか・・・」呟く斎藤に、セイは「よく言われます」と嬉しそうだ。

斎藤と別れた後の道すがら、ふとセイは空を見上げた。風が吹いているその中で、セイは総司の最後の言葉を思い出すのだ。「約束ですよ神谷さん、私が死んだらきっと土方さんを訪ねてくださいね。そして・・・」

必ず生き抜いてくれと言われた。だからこの子がいる。セイは息子を抱き上げ、ともに空の向こう側にいる武士たちを見上げた。

細かくは本編でご確認ください!

最後はあれでよかったのか・・・?

最後にセイちゃんの傍にいた男の子(名前は誠)、この子は沖田総司の忘れ形見かと思いきや?実は土方さんの子供だったというすごいオチで『風光る』はおわりました。斎藤さんが誠を見て「沖田さんにそっくり」と驚いていたし、実際お顔は総ちゃんそっくりなんですよ。でも土方さんの御子なんですって・・・確かに、セイちゃんが土方さんに会ったのは明治2年4月、総司が亡くなったのは前年(明治元年)5月で、総司の子にしては計算が全く合わない。そして誠は明治8年春(桜が満開の頃)6歳。わざわざ欄外に注釈が・・・「(6歳というのは)数え年。満年齢では5歳」。本編読んだときは、「満年齢わからないことない?いつ生まれたかわからないのに。もしかしたらもう6歳かもしれないじゃん!」と呑気に思っていた私。そーですか。土方さんとそーいうことになってできた子なら5月以降に産まれた子ですわね・・・納得(泣 函館は土方歳三が亡くなった地です。土方さんも自分の死を身近に感じていたと思います。そんな中、弟分だった総司の妻であり、ずっと同志として戦ってきたセイを、土方さんはなんとしても生かしたかった。セイも、鬼副長とまで言われた土方さんの涙を見て、最後は受け入れたんじゃないかなあと思います。そういうこともあるのかも・・・展開は唐突だけれども。

でもね。『風光る』は少女漫画です。ずーっとずーっと、沖田総司とセイちゃんの清い恋を23年間応援してきた人がいっぱいいた中で、この展開は酷だったんじゃないかなあと、個人的には思います。総司の子供を身ごもって今は大事に育てていますとか、土方さんとくっつくにしても、時間をかけて分かり合うとかね・・・そういう展開ではいけなかったのでしょうか?「幕末は人が命を賭けて駆け抜けた時代。あまっちょろい感傷よりリアリティ」というならそれでもいいですよ!でも生まれた男の子が土方さんの子供にもかかわらず総ちゃん似とか、「そこはファンタジーなの?」と思っちゃうんですよね!みんなモヤつくのも無理ないのですよ・・・

最後はあれでよかったのか・・・?結論

あれでよかったのかどうか私が決めつけるものではないのですが(笑)いいかどうかでいうと、ベストではなかったと思います。でも、作者の前作『はじめちゃんが一番!』の時も、終わりまでの展開が急すぎたので、『風光る』の最終回も私は驚きませんでした。この作者さんに関してはこの最終回、いつものことなんです・・・色々書きましたが、『風光る』の番外編、私は待っています!ホントに。


改めて読みたい(・▽・)文庫版12巻セットです。
風光る 文庫版 コミック 1-12巻セット (小学館文庫)

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